かよ子おばあちゃん

友達の結婚式で東京に戻った。

 

実家でのんびり母と話してたら急に「お腹の赤ちゃんは私の母に守られてると思うんだよね」と。

 

私のおばあちゃんにあたる存在の母の母、かよ子さんは母を産んでからすぐに亡くなってしまった。

 

その後おじいちゃんが再婚し、今私の認識するおばあちゃんがいるわけだけど、初めておばあちゃんと血縁関係がないことを理解したのがハタチの頃。

 

本当にビックリした。

血が繋がってない母を本当の子の様に育て、私たち孫にも愛情を惜しまず与えてくれた暖かい人。

 

そしてその亡くなってしまったかよ子おばあちゃんが私の1歳の誕生日の日に母の夢に出てきたんだって。

 

オレンジ色の光に包まれてハッキリ顔はわからなかったものの、すぐにかよ子おばあちゃんだとわかり、話を仲介してくれる人を介して話したらしい。

 

「小さい頃から寂しい思いをさせちゃってごめんね」

 

「この先私がこの子(1歳になった私)を守っていくからね」

 

といくつか会話をして、そんな体験をした母は思わず「怖いからもう出てこないで😭」と言ってしまったらしい。笑

 

実際それ以来一度も会いに来てくれたことはなかったんだけど、あれは夢じゃなくて本当に話したのかもしれない、と。

 

そして私の出産予定が11/10に決まり、

かよ子おばあちゃんの命日は11/12

 

予定日をしった時、母は本当にかよ子おばあちゃんが守ってくれてるんだなと嬉かったと話してた。

 

それを聞いてから私もすごく大きな愛に守ってもらってると暖かい安心感を味わってる。

 

思い返せばいつも守られてる人生で、母がもらうべき愛情までもらってしまっているんじゃないかと申し訳ない気持ちにもなったけど、その分私がたくさん愛して親孝行するんだと決めた。

 

私が選んで生まれてきた愛に溢れたお母さん。

 

魂は普遍だけど、今世でこの肉体を持って、母を母として生きるこの人生を楽しみたい。